首の痛い患者さんはうつ伏せで施術を受けるのがつらいという話

施療

首が痛い患者さんの話

首が痛い、首の緊張が強い患者さんがうつ伏せの状態で施術を受けると、かえって首がつらくなってくるとお話してくれました。
その方が行っていた所は、施術用ベッドでの施術で、顔枕や胸当てを使い、うつ伏せと仰向けでの施術のみなのだそうですが、施術を受けているとだんだん首が緊張してくるのだそうです。

女性の場合だと、せっかくしたお化粧が微妙なかんじになったり、顔が下向きになり圧迫されて浮腫み、施術後にばっちり顔枕の後が付いたりします。
症状や押されている強さを聞かれても、うつ伏せで話すのはつらいですね。

実際、うつ伏せになってみたら肩がつらかったとか、患者さんも気が付かなかった症状がでたりします。
五十肩、肩関節が固く腕がうまく上がらない方もが、つらい場合がありますし、腰が極端に曲がって固くなっている人は危険なこともあります。

仰向けも、呼吸器の疾患のある方だと息苦しい、めまい症の方は、症状がでそうで、怖いという方もいらっしゃいます。

横向きは施術を受けるのに楽な姿勢なのでは

タオ アヤメ臨床室では基本手技という全身指圧を最初に行います。
臥床位は横向き、うつ伏せ、仰向けとあぐらをかいたり、足を延ばして座った状態の座位というのがあります。
患者さんによって臥床位は違いますが、基本的には一番最初は横向きで行います。
患者さんにはとって受け入れやすく、楽な姿勢ではないかと思います。

うつ伏せで行う場合も顔枕などは使わず、顔を向きやすい方に向けてもらい施術を行います。

横向きもできない方は、半分うつ伏せ、半分横向きのちょうど、抱き枕で体を支えたような姿勢(体が45度ぐらいの傾き)での施術もできます。

施術の姿勢は、人、症状それぞれですので、施術中でもがまんせずこの姿勢は痛いとかつらいとか言ってくださいね。という話でした。

腰の曲がったおばあさんが家人をシーンとさせた話

すごーく腰の曲がったおばあちゃんが、歩くときも、何か作業をするときも腰を曲げている。寝るときも、もちろん腰を曲げた状態で横向きで寝ている。
家人がもう少し腰を伸ばしたらと注意すると、
「私はこうしているのが(腰を曲げた状態が)一番楽だから、棺桶にいれるときもこうして(腰を曲げた状態)入れてくれ」と言って家人を黙らせたとか。
( ̄ー ̄;)

おばあちゃん界のブラックジョークなのか!?真剣な話だったかはわかりませんが、
おばあちゃんなりに、仰向けで寝かされるのは、たとえ死んでも、腰が痛そうでいやだなあと思ったのでしょう。

寝相は、仰向けより横向きで寝る人が多いらしい

寝相の性格診断14種類!寝方で深層心理がわかる!?[寝相占い] | Spicomi

こういう寝相の人はこんな性格だということが書いてあるけど、
結局、寝相については、先のおばあちゃんじゃないけど、すきに寝かせてくれっと思った次第です。

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